国際漁業学会2016年度大会で5件の研究成果報告をしました。
海洋大チームの研究テーマのひとつに、既存産業の経済活動への直接影響を評価する手順の開発があります。そのために本チームでは、海底資源探査の対象海域で営まれている漁業の実態とその経緯を把握することを目的に、関係地域での調査をおこなっています。
この調査成果の一部を、2016年8月に専修大学(東京都)で開催された国際漁業学会2016年度大会で報告しました。
報告の題目と報告者(()内下線部)は以下の通りです。
- 海底資源開発による漁業活動への影響評価をめぐって(婁小波・川辺みどり・鶴我佳代子)
- 近海まぐろはえ縄漁業の史的展開(高橋周・中原尚知・婁小波)
- 近海まぐろはえ縄漁業の存立構造と操業特質(婁小波・中原尚知・高橋周・岩田繁英)
- 限られた漁獲データから潜在的漁獲量を推定する手法の開発(岩田繁英・婁小波・中原尚知・高橋周・鶴我佳代子)
- ソデイカ釣漁業の展開と沖縄海域での操業実態(中原尚知・高橋周・婁小波)