長期インターンシップ長期インターンシップ関連の報告
平成23年度センパイインターン生からのメッセージ
2012年05月25日
小野敦史
所属・職名:東京海洋大学海洋科学部・博士研究員
インターンシップ企業
株式会社マリン・ワーク・ジャパン 海洋科部
海洋科学分析室 海洋科学第1課
期間:平成24年2月13日―平成24年5月18日
実施場所:本社(分室)、独立行政法人海洋研究開発機構
(横須賀本部、コンテナヤード、海洋工学実験場)
PD・学生へのメッセージ
私 は、これまで培ってきた海洋観測の経験や海洋に関する知識を活かせる就職先を探しており、大学や研究機関以外に民間企業も候補として考えたいと思っていま した。その矢先に教員から本プログラムを紹介され、民間企業における仕事や要求されるものを把握することを目的として参加を希望しました。観測・調査等 キャリア開発室より、研修先には株式会社マリン・ワーク・ジャパンを紹介して頂き、長期インターンシップがスタートしました。
今回の長期インターンシップは、東京海洋大学でのポストドクター・インターンシップ事業の第1期生であると共に、マリン・ワーク・ジャパン側も初の試みであったため、手探り状態で進んでいきました。
し かし、大学側と企業側の両方から十分な御支援を頂き、充実した時間を過ごすことができました。会社では、期間内に結果を出さなければならないため、より効 率良く、より正確に作業を行う事が出来る方法を理論的な裏付けと共に追及していく必要性を感じました。そして、コミュニケーションと共に自身の考えを積極 的に伝えていくことが社会では大切だと実感しました。インターンシップでは、慣れない環境や普段携わることのない作業に従事するため、戸惑いも確かにあり ましたが、多くの仕事に携われるので視野を広げることができました。
今回のインターンシップを通して感じ、学んだことを自身のキャリアパス に繋げていきたいと思います。今後、ポストドクター・インターンシップ事業に参加する方にとって、大学・研究機関と企業の違いを理解し、専門分野だけに拘 らず広い視野を得て、その中で自身の経験・知識を活かせる方法を探し出すことが大切だと思います。
また、会社を知るためには、インターン シップ期間に設定されている3ヶ月は必要だと思います。博士後期課程在学の学生には長いかもしれませんが、非常に有益な時間になると思います。研究職を目 指す方も参加して損はないと思います。様々な仕事に従事し、多くのことを学んでほしいと思います。頑張って下さい。