長期インターンシップ長期インターンシップ関連の報告
長期インターンシップ終了者報告⑤
2013年07月11日
ポストドクターの王 琦さんが、平成25年3月31日に長期インターンシップを終了されました。
王さんは、はじめは大学教員あるいは国の研究機関の研究者になりたかったそうです。でも、多くの人と交流を深めていく中で、もっと広い視野で社会を見つめていく方が、自分の性格に合っているかもしれないと思うようになったそうです。王さんが研究を続けてきた沿岸海洋物理学の分野が、社会にどのように役立つかを知りたかったのと、専門分野から学ぶべき事もまだまだ沢山あると思ったことが、今回の長期インターンシップに応募した理由だと述べられていました。
研修先(いであ株式会社)でのチャレンジ
王さんが「いであ株式会社」を研修先に選んだ理由は、中国だけでなく世界中の様々な国で活躍し、環境問題に積極的に取り組んでいるからだったそうです。自分の国際感覚を活かし、グローバルな視点から物事を探求し、自分の専門以外の分野や海外事業にもチャンレンジしたいと考えていたからでした。
企業での時間の使い方を学ぶことができた
限られた時間内に業務をこなすことの大切さと難しさを実感し、規則正しく生活することが、業務を正確にこなすことへの近道だと強く感じたそうです。また、仕事に取り組む上で、困難を乗り越えるための心構えを学ぶことができたそうです。更に、部署の方々とのコミュニケーションの大切さや、プレゼンテーションによって物事を伝えることの大切さと難しさも体験でき、王さんにとって有意義な研修となったようです。
世の中に決まったキャリアパスはない
企業で働いてみると、思っていた通り、研究とは異なった刺激を受ける日々だったそうです。「社会に出て、大学で学んだ専門という幹に、枝葉を張って実をつけていきたい。」と述べられました。また、「自分の強みを生かしながら、自分を信じて一生懸命努力すれば、必ず幸せに辿り着けると信じている。」と王さんが語っていたのが印象的でした。
王さん、研修お疲れ様でした
王さんは、研修中の能力が高く評価され、いであ株式会社にそのまま就職することが決まりました。
今は、元気に仕事に取り組む毎日だそうです。
皆さんも、長期インターンシップで貴重な体験をしてみませんか。
キャリア開発室では、長期インターンシップの研修候補生を募集しています。
応募についての詳細は、長期インターンシップ派遣者募集要項をご覧ください。