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HOME > 講義・ワークショップ > 講義・ワークショップ等の報告 > 第2回「高度専門キャリア形成論Ⅰ・Ⅱ」の講義報告です(H30年度)

講義・ワークショップ講義・ワークショップ等の報告

第2回「高度専門キャリア形成論Ⅰ・Ⅱ」の講義報告です(H30年度)

2018年06月08日

平成30年5月31日(木)、品川キャンパス 白鷹館 多目的スペースで、
第2回高度専門キャリア形成論が開催されました。

 
『企業が求める人材とキャリアデザインを考える』
 塩谷 和美 特任教授(東京海洋大学キャリア開発室)

 5・31塩谷先生.png

キャリアデザイン講座 第1弾

~自分のキャリアを切り拓くための方策とは~

*今年の就活は、大手優良企業への志願者が殺到し競争は激しい
 事前の準備をしっかり行い、短期決戦の就活で成功を勝ちとってほしい。最初の就職は特に大切。職業選択の間違いは人生で大きな禍根を残す。気を抜かずに志願企業突破を目指し最後までやり切る覚悟が必要だ。

*就職後の3年間は下済み時代。企業は即戦力を求めてはいない
 入社3年間で35%の若者が退社していく。責任ある重要な仕事は入社して直ぐには任されない。先ずは各現場を廻りしっかり仕事を覚えることに専念すべし。いくつかの挫折の体験をして普遍的な学習を積み重ねていくことになる。

*企業が求める4つの力と新入社員に求められること
 ①学習する力②思考する力③行動する力④協働する力の総合力が企業から求められる。『困難な状況下で自分で考え、周囲に働きかけながら視聴し、成果を出す力』が求められるが、最近の新人は苦手とする傾向がある。困難克服経験の不足が共通点だ。今までの体験からそのような経験談をアピールすることは、就活で効果的な自己PRとなる。

 *明るい未来を切り開くためには
 ①将来の夢や目標はあるだろうか?②目標を達成する自分の力に自信があるだろうか?③達成するために必要な情報はそろっているだろうか?現在の自分自身の棚卸をしてみよう!『キャリア』とは仕事を通して自分自身を成長させるプロセスであり、『キャリアデザイン』自分らしい生き方・働き方を実現するための戦略なのだ。

*キャリアは人生そのもの!「人は仕事で成長する」
 キャリアの掟は自己責任であり、自分自身で責任をもってキャリアを切り拓いていく必要がある。社会に出る前のキャリア開発の第一歩が就職活動だから、その重要性をしっかり認識して準備を開始しよう。「いい仕事」に巡り合うことは「いい人生」を送ることにつながる。そのための活動開始だ。

*グローバルビジネスで重要視されるのは『人間力』
 ただ単に知識が豊富というだけでは通用しない。教養と知見がある人材が社会で必要とされる時代だ。「この人と仕事したら面白そうだ」と思ってもらえることが就職成功の突破口になる。「広くある程度深い」素養をアピールしたい。自分の過去の振り返りからそのポイントを見つけ出そう!

企業への強い貢献意欲や自己成長意欲をしっかり伝えて、他社との差別化や海洋大ならではの売り込みをどう表現するかの解説がありました。

今回の講座には66名の参加がありました。 
                                  以上

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